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このページでは、設備管理(ビルメン)にまつわるボイラー技士について詳しく解説します。ボイラー技士の仕事内容や試験概要、資格保有者が携われる仕事などについても紹介しますので、ボイラー技士の資格取得や業務に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
ボイラー技士の仕事にはどのような業務があるのでしょうか。また、資格取得を目指すには、どういったことを勉強する必要があるのでしょう。ここでは、ボイラー技士の仕事内容と試験概要について解説します。
ボイラー技士とは、ビルや工場などに備わるボイラーの運用・管理、定期的な点検などを実施する仕事です。小規模のボイラーに関しては、ボイラー技士の資格が必要ない場合もありますが、その他のボイラーを運用・管理する際、資格が必要です。
なお、ボイラーの資格は国家資格となっており、以下の4つの種類の資格があります。
ボイラー技士として働くためには、2級以上の資格の取得を目指さなければなりません。ボイラー技士の試験概要については、次で詳しく解説します。
ここでは、2級ボイラー技士の資格の試験概要を詳しくお伝えします。
2級ボイラー技士は誰でも受験することが可能です。試験時間は3時間となっており、試験手数料は6,800円(非課税)です。(2021年4月現在)
ただし、受験の際に本人確認証明書の提出が必要となり、ボイラーの取扱い経験が一定条件を満たしていない方は実技講習を受ける必要があります。
試験科目には、ボイラーの熱や型式といったボイラーの構造や、点火や正常作業などの取り扱いが試験範囲となっています。さらに、燃焼や燃焼方式といった燃料についての知識や、労働安全衛生法やボイラー及び圧力容器安全規則などの関係法令などを学ぶ必要があります。
なお、1級ボイラー技士の資格を取得する場合は、2級ボイラー技士の資格か実務経験が必要です。特級ボイラー技士の場合は、1級ボイラー技士の資格保有者や、実務経験がある人が受験できます。
ボイラー技士の資格を持っていれば、どんな仕事に就くことができるのでしょうか。
ボイラー技士の資格があれば、特に、ボイラー式の空調設備、給排水設備のある施設において設備管理の仕事を得やすくなります。比較的大規模な商業施設などを運営するビル管理会社や、建設会社、学校、病院、ホテルなどがその対象となるでしょう。
その中でもおすすめなのが、ビル管理会社です。ボイラー技士に対するニーズが高い傾向にあるので、仕事を見つけやすいでしょう。
なお、ボイラー技士としての現場経験を積んで特級ボイラー技士の資格を取得すれば、大きな工場、プラントなどでも活躍できます。
ボイラー資格を目指す場合、他にどのような資格を取得すれば就職に有利なのでしょうか。
設備管理の仕事を探す場合は、ボイラー資格とあわせて第二種電気工事士やエネルギー管理士、危険物取扱者などの資格取得を目指すのがおすすめです。
特級ボイラー技士の資格は難易度が高いです。しかし、2級や1級のボイラー技士の資格はそこまで難易度が高くありません。そのため、基礎的な知識を身につけておけば、独学でも合格することができるでしょう。
資格取得のためには、「ボイラー技士の試験概要」で紹介した試験範囲の内容を、全体的に勉強しておく必要があります。
株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号
〇設立(沿革)
*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。
〇事業展開
設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています。
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。
〇業務体制
若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。
〇広域かつ多種多様な管理物件
全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。
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