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面接は、求職者と採用側の考えを指し示し、双方の「働き方」や「描く将来」がマッチしているのかを確認する場です。
そこで重要なのは、面接を通るために自分を偽らないことです。仮に自分を偽って評価されたとしても、考え方を違えたまま働き続けることになります。面接に臨む際には、ぜひ、本心で向き合うようにしてください。
設備管理者を目指し、面接に向けて重要な心構えについてお伝えできればと思います。
自己PRでは、円滑に顧客対応ができるコミュニケーション能力はあるか、日々努力を積み上げられる成長意欲があるかなど、その人の仕事との向き合い方を確認します。
例えば、「人と関わるのが好きで、円滑なコミュニケーションを心掛けている」「DIYなどモノを作るのが好きで、設備管理業務でも活かしたい」など、自分の性格や特技を伝えてみてください。もちろん、これまでの職務経歴で得た教訓の紹介などもよいでしょう。
自己紹介は話す内容だけでなく、表情や話し方からも、コミュニケーション能力も推し量ることができます。設備管理は、オーナー様、テナント様や協力会社とのコミュニケーションも重要な業務で、そうした適正がある方なのかを確認しています。
ここからは、面接でよく質問している内容を紹介します。また、それぞれの質問と回答から、採用側がどのような部分を見ているのかも解説していきます。
採用担当者は、応募者がどのような仕事をしてきたのか、また身についているスキルが設備管理業務にどのような関わりがあるのか確認しています。
業務上のスキルなどがあれば、自分の強みとして回答するとよいでしょう。特に、電気設備の点検や工事といった、入社後の業務に直結するようなスキルは、特に面接の際にアピールしてみてください。
また、前職での成功体験や、反対に失敗してしまった経験なども、面接ではよく聞かれています。「その失敗をどう乗り越えたのか」「どのような学びを得ることができたのか」を伝えることは、短い時間の中でもあなたの人となり、仕事との向き合い方を知ってもらえるチャンスです。失敗から得られた経験は、入社後に同じような問題に直面した際に、どのように乗り越えることができるのかを想像しやすく、一緒に働く際のイメージも持たれやすくなります。
採用担当者は、退職理由から組織適応力やストレス耐性などをチェックします。
退職理由がネガティブな要因から来ているものであっても、前向きに捉え、成長するための機会となるような転職理由があれば大きな問題とならないケースもあります。
例えば「人間関係が嫌で退職した」とするよりも、「自分の希望を達成するためには、今の職場だと障害が大きいと考え退職した」という理由であれば、印象は自ずと異なります。
もちろん人間関係だけでなく、経営状況や職場環境の悪化なども退職理由です。働くことに真摯に向き合い、新たな挑戦の機会として考えている、とポジティブになれる理由を語りましょう。
また、これらの受け答えは決して嘘をつくという事ではない点にも注意してください。退職に至るまでに経験したことを前向きな出来事として捉え、どのように次に繋げられるのかを考えているのかを伝えることが大切です。
こちらも必須の質問項目です。志望動機については以下ページにて詳しく解説しています。
設備管理の仕事では、様々な資格が必要になることがあります。設備管理者として成長するためには、前向きに仕事と向き合うことはもちろんですが、資格取得のための努力が欠かせません。未経験からでも採用されるのは、こうした資格取得も含め、学習意欲の高さを評価されている人です。その人なりにひたむきに努力ができるかどうかは、とくに注視されるポイントのひとつです。
また、具体的に試験対策している資格や取得済みの資格があるなら列挙しておくこともPRのひとつになります。
面接の際には、どれほど設備管理業務に対する意欲があるのか確認しています。面接時のみのアピールではなく、顧客や関係者に対する心構えや資格を取るために努力をし続けることができるのか、将来達成したい目標設定ができているのか、といったことを伝えることができると良いでしょう。
コミュニケーション能力は、最も大切な要素のひとつです。業務によっては協力会社やテナント様とやり取り、問い合わせへの対応や点検業務の調整などを行うこともあります。設備管理の仕事では、設備関連の知識の他に一定のコミュニケーション能力が求められるので、相手の立場になって考えられる人、人との関わりを大事にできる人が適しているといえます。
また、面接の応答自体も面接官とのコミュニケーションなので、質問されている内容に簡潔、的確に答えられているかどうかも意識するようにしましょう。
コミュニケーション能力に関するアピール
日々の業務や資格取得に向けた意欲
(準備として)これまでの業務・経験の入念な棚卸
(可能であれば)将来的に目指す目標設定
ザイマックスグループの採用面接で見ているのは、日々目標に向かってコツコツ努力できることやコミュニケーション能力があるかという点です。もちろん有資格者であることや社会人スキルがしっかりしているなどといった点も考慮されますが、それ以上に学習意欲があり、成長したいと考えることができる人を採用したいと考えております。面接の際には、これまでの経験や志望動機を話しつつ、設備管理者として働くビジョンについてもお話いただければと思います。
ザイマックスグループは、共に働く「人」の元気を生む集団として、一人ひとりの実現したい未来を尊重しています。仕事のチャンスを得られる喜びや、仕事を通じた自己実現など、やりがいのある働き方を理想としています。設備管理の仕事を通じて、実現したい未来を描いてください。
株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号
〇設立(沿革)
*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。
〇事業展開
設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています。
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。
〇業務体制
若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。
〇広域かつ多種多様な管理物件
全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。
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