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設備管理(ビルメン)はきつい?きつくない?

設備管理(ビルメン)の仕事にきつい面はあるのでしょうか?ここでは設備管理の仕事の性質や特徴について一般的な情報とともにまとめました。ザイマックスグループの取り組みも紹介しています。

設備管理の仕事はきついと感じる人の理由は?

異常がないことが当然な世界

施設の利用者は建物が一定の温度に保たれていたり、各設備に故障等が無く快適に過ごせる環境であることが当然と考えています。そのため何か異常が発生した際には迅速に対応することや、異常が発生しないように予め対策を打っておくことが設備管理の仕事には求められます。

施設の快適さは、日々設備の点検を行ったり部品交換をする設備管理者がいるからこそ維持されています。異常発生時の対応等一部大変な側面もありますが、テナントやオーナーと日々コミュニケーションを取り信頼関係を築き、不具合が起きても組織としてしっかり対応することで、感謝されることも非常に多い仕事です。

責任が伴う作業環境

設備管理の仕事はただ計器の数字を確認するだけでなく、不具合があれば工具を使って修繕したり、電球を交換するために脚立を使って高い場所に上って作業を行うことなどが求められます。同時に、その作業の安全性を確保することも重要であることを忘れてはいけません。
施設利用者の安全だけでなく自身の安全にも配慮することが、結果多くの方にその施設を快適に使っていただくことに繋がりますので、そういった点は責任感を感じやすく、働きがいにもつながるでしょう。

夜勤や宿直がある

設備管理の仕事における勤務体制は、多くの会社で「日勤・夜勤・宿直」の形をとっています。このことから、夜勤や宿直が入ることで体力的に辛いと感じてしまうことも多いようです。例えば、これまで昼間の仕事しかしていないといった方の場合には、特にはじめのうちはこの勤務形態が辛く感じてしまうことがあるかもしれません。
ただ日勤と比較すると休憩時間が長かったり、宿直明けの次の日は休日となるケースが多かったりすることから、慣れてくると魅力的な働き方に感じることもあります。

シフト管理された勤務体系

設備管理は特定の施設において、24時間体制で管理を行うことがあります。そういった施設では宿直(9 時~翌 9 時までの勤務)や夜勤など、勤務体系はシフト制が基本なので、休日の曜日は不規則になることもあります。
シフトの決め方は会社や物件によって異なるので一概には言えませんが、事前にシフト希望を出し職場内で調整できることが多いため、やむを得ない理由で休暇を取得したい時は前もって相談するとよいでしょう。

年収が低い

設備管理の仕事は残業が少ない分、年収が低いといわれています。他の業界から転職して基本給が下がるということは珍しくありません。ですが、夜勤や宿直を対応することによって、深夜割増賃金に加えて、手当が出る場合もあります。さらに深夜残業が発生した場合は、通常の残業よりも割高の金額になるのが一般的です。

想定される年収が自身の希望する年収を下回る場合で、体力的、精神的余裕があれば、会社にシフトの相談をしてみて、夜勤や宿直のシフトを増やすのも一つの手でしょう。
また、資格取得報奨金や資格手当が支給される会社であれば、資格取得に向けて努力することで、収入アップのみならず自身の業務レベルの向上につながります。

汚れ仕事がある

空調機やダクトや汚水槽など、担当する設備によってはいわゆる“汚れ作業”が発生することもあります。施設利用者が快適に過ごせるよう配慮するのが設備管理の仕事の一環ですので、汚れ仕事は避けては通れない部分でしょう。
しかしながら、働く環境に十分配慮している会社では、衛生面や技術面においてできるだけ作業を安全に負担なく行えるように考慮していますので、過度に気に掛ける必要はないでしょう。
汚れ仕事が発生する頻度は、施設によって変わりますが、その点が気掛かりな場合は、事前に担当者に確認することをおすすめします。

人間関係

どのような職場でも、人間関係で悩むことはあるものです。例えば、設備管理の仕事の特徴として、夜勤や宿直勤務を担当することがあり、そのときに苦手に感じている人と一緒の勤務になれば、長時間同じ空間に一緒にいることになります。忙しく動いているのであればそれほど気になりませんが、特に問題がなく待機となった場合などは時間を持て余してしまうことがあるかもしれません。
このようなときに、その人から精神的に苦痛を感じるような言動をとられたり、業務外の話に長時間つきあうよう強要されたりした場合には、躊躇なく上司や(会社が設置している)相談窓口に相談することをお勧めします。相談窓口は、労働関連法規により企業側が設置することを義務付けられています。転職する際に、その体制がしっかり整えられているか確認することも重要だといえるでしょう。

資格の勉強

設備管理の仕事をする上では、どのような資格を持っているか、という点は必ず確認される事項です。
このことから、実際に未経験で設備管理の仕事を始めると会社から資格を取得するように言われるでしょう。従って、はじめは仕事と資格取得のための勉強を両立する必要が出てきます。
基本的には、資格取得の勉強は勤務時間中ではなく自分のプライベートな時間を使って行わなければなりません。この点についてきついと感じる人もいるのではないでしょうか。しかし、資格の勉強は、仕事を覚えていく中で「この仕事ってこういう意味があったんだ」などといった“仕事の裏付け”にもなるわけですから、つらさもきっと半減することでしょう。
また、資格手当を用意している会社も多いため、資格の勉強のモチベーション維持につながるかもしれません。知識を増やすことや給料をアップさせることを目指して、コツコツと資格の勉強に取り組むことができれば、自ずと道は開けるといっても過言ではないでしょう。

現場によって働く環境が違う

設備管理の仕事は配属先がどこになるかによって仕事環境が異なります。特定の利用者であることが多いオフィスビルと、不特定多数の利用者がいる商業施設や24時間営業のホテルなどでは管理の仕方が異なりますし、物件の規模や築年数によっても発生する業務は異なってきます。

また働く環境として望ましい状態とは言い難い一例として、自宅から極端に遠い現場や交通アクセスが不便な現場に配属になり、通勤が大変になることが挙げられるので、入社前に事前に確認すると良いでしょう。

逆に「ワークライフバランス」がとりやすい

残業がない

決められた範囲の仕事がメインになる上、シフトで勤務時間が管理されているため、基本的に残業はあまりありません。自分の時間を計画的に活用したいという理由で、シフトが組まれている設備管理の仕事を選択される方もいます。

仕事とプライベートをきちんと分けたい方には、働きやすい環境といえます。緊急事態が起こらない限り、休みの日に急に呼び出されることもないため、休日は仕事を忘れてプライベートの時間を過ごすことができます。

待機時間もある

決められた作業工程の中で安全点検等が終わると、あとは待機時間になることが多い設備管理。待機時間は、休憩の他、点検結果報告書の作成や次の作業準備、修繕作業の立ち合い、協力業者との打ち合わせ、各種日程調整などに充てられます。トラブルが起こった場合や大きな修繕計画が予定されている場合は、勤務時間中のスケジュールが埋まり、更に一定時間の残業も必要になることもあるでしょう。しかし、その他の場合には、比較的余裕をもった時間になるため、調べものをしたり、時には同僚と談笑したりする時間に充てることができます。
そういった意味で、緊張感が常に付きまとう仕事ではない分、いざ何か起こった場合のスイッチは入れやすいかもしれません。また、常に緊張状態が続くわけではないという点は、精神的にバランスを取りやすい仕事といえます。

設備管理(ビルメン)がきついと感じている人の体験談

主な担当業務は病院内にある設備管理でした。仕事のつらいこと大変なことは、やはり責任が重大だという事です。医療サービスの提供を陰で支える仕事ですので、機械的なトラブルに速やかに対応する必要がありますので。緊張感はあります。(後略)

引用元:キャリアガーデン
(https://careergarden.jp/reviews/detail/11568/)

実際に夜勤を経験しましたが、当時20代でしたけど、結構しんどかったです。
朝9時に終わって家に帰ってからは、また夕方まで寝て、夜もふつうに寝れてましたので、体力的にかなり疲れていたのだと思います。

引用元:ビルメンUP
(https://bm-blog.com/shigoto-raku-kitsui)

設備管理(ビルメン)がきつくないと感じている人の体験談

右も左も分からないビルメン生活が1年過ぎ2年が過ぎた頃ですかね。ようやく点検やトラブル対応、またはビルの年次作業(停電作業や貯水槽清掃など)等に慣れてきましたね。

今はビルメン生活も5年が過ぎ、早いもので中堅の設備員になりましたが、結局ビルメンって1年を通して同じような作業の繰り返しなんですよね~。だから作業に慣れてしまえば、すごい楽な思いができるということです。毎日毎日同じような点検・トラブル対応するので、長い期間やれば誰でも慣れるものです。

引用元:私のビルメンライフ
(https://otu4-plus.com/building-maintenance-tight-or-easy.html)

ビル管理の仕事は精神的なプレッシャーが非常に少ないです。ノルマや納期に追われることが無いですからね。
他の職業だとノルマや納期は付き物ですよね?営業マンや飲食業だったら毎月の売り上げ目標がありますし、施工管理やIT関係だったらの納期は必ずあります。

しかし、ビル管理の仕事にはノルマや納期がほとんどありません。その為、精神的なプレッシャーがかなり少ない仕事と言えます。
精神的プレッシャーが少ないので、休日に仕事のことを考える必要が無くなります。営業マンの方は休日でもクライアントのことが頭から離れないというのは良く聞く話ですが、ビル管理の場合はノルマや納期がないので休日まで仕事の事を考える必要がありません。
精神的な余裕はビルメンになって一番最初に実感できたメリットです。

引用元:自分道style
(https://toukablog.com/birumen-merit/)

働き手のことを考えるザイマックスグループの取り組み

ザイマックスグループでは経営理念に掲げる「働く人が元気であり続ける」ことを念頭に置いた運営・管理体制を実施しており、一人の社員に過度な負荷がかからないような業務体制を構築しています。

請け負った業務を効率的に行うための情報共有も徹底されており、トラブル発生時も365日24時間対応可能なコールセンターを設置して現場をサポートするなど効率的かつ迅速で適切な対応を可能としています。

また配属についても、基本的には各スタッフの事情を考慮し自宅から遠くない場所へ勤務することを前提として決定することが多いため、働きやすい環境を実現することができています。

ザイマックスビルメンテナンス技能研修センター

ザイマックスグループでは2021年4月には新たに研修専用施設を導入し、研修環境をさらに強化しています。現場でのOJTと並行して、1年間でしっかりと力をつけられるようにカリキュラムを組んでいます。研修施設では、ビル一棟を使用し、各フロアにジャンルの異なる模擬設備を設置し実習を行っています。これまで、本来であれば研修に必要だったものの、スペース等の制約上設置できなかった設備(高架水槽等)についても整備し、充実した研修環境を創り上げています。これらの施設を使って、ベテラン社員が講師となり、工具の名前から普段見ることのできない設備の裏側まで学ぶことが可能となります。

運営会社情報

株式会社ザイマックス

ザイマックス本社
会社情報

株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号

企業情報

〇設立(沿革)

1982年8月
(株)リクルート ビル事業部創部(リクルートの自社ビル用地の確保、企画開発から建築・管理・運営までを行う)
1990年3月
(株)リクルートからビル事業部が分社し、(株)リクルートビルマネジメントを設立
2000年1月
MBO(マネジメントバイアウト)*により、(株)リクル―トから独立
2000年4月
(株)ザイマックスに商号変更

*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。

〇事業展開

 設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。

〇業務体制

 若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。

〇広域かつ多種多様な管理物件

 全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。

>管理物件の実績を詳しく調べたい方はこちらから>>

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