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設備管理(ビルメン)は、管理物件内の巡回、設備の点検や部品の交換・修繕といった作業のほかに、パソコンを使用したデスクワークの機会も多い仕事です。
プログラミングのような専門性の高いスキルは必要ありませんが、基本的な操作やExcel・Wordのようなツールが使えると、業務をよりスムーズに進めることができます。
設備管理では、作業内容を報告するための書類、社内で伝達するための資料なども、パソコンで作成します。どのような場面でパソコンを使用しているのか、(当社含め)設備管理会社での一般的な業務をご紹介します。
点検した設備やその結果について、パソコンで報告書としてまとめます。点検を行う必要がある設備、いつ点検を行ったかの記録を表にまとめ、実際に点検を行った担当者が内容を入力します。表の作成、入力作業のどちらでもパソコンを使用します。
その日作業した内容を日報としてまとめます。1日の作業内容について記録する場合にも、基本的なパソコンスキルが必要です。あらかじめフォーマットが用意されていることが多いですが、作業内容はご自身で入力いただく必要があります。
設備管理の仕事でも管理職になると、勤務表の作成なども行います。作業員の予定から、どのような体制で管理するのかを考慮し、作成します。勤務表もすでにあるフォーマットを使用することが多いですが、入力作業はパソコンを使用します。
テナント様・オーナー様に配布する書類を作成することもあります。お知らせや伝達事項がある場合、資料を作成して、掲示ないしは配布します。おしゃれで複雑な書類を作成する必要はありませんが、伝える内容をわかりやすく記載する必要があります。フォーマットがある場合もありますが、適宜修正を行うこともあるため、Wordの基本的な操作を押さえておくなど、簡単な書類作成のスキルがあるとよいでしょう。
点検業務や修繕が必要な場合に、協力会社と予定や内容に関してメールでやり取りすることもあります。届いたメールのチェックや返信をおこなうためのタイピングができれば問題ありません。
但し、仕事でのメールのやり取りですので、基本的な“メールマナー”はしっかり習得するよう心掛けてください。
設備管理の業務には、メーターや測定値の記録があります。測定した記録はデータとしてきちんと入力する必要があります。数値を入力していくという簡単な作業ですが、基礎的な関数の知識やデータからグラフを作成する程度のExcelスキルがあると、効率的に業務を進めることができます。もちろんデータ入力も難しいものではなく、基本的なスキルがあれば行うことができる業務です。
設備管理の仕事でもパソコンを使用するシーンは多く、これまでパソコンに触る機会が少なかった人の中には、不安を覚えた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、パソコンスキルも通常業務と同様で、スキルを身に着ける意欲があるかどうかです。現時点でパソコンスキルに自信がなくても、学ぶ姿勢さえあれば問題ありません。ザイマックスグループでは、設備管理者として働きたいという方が、不安なく業務を行うことができるサポート環境を整えています。
業務に必要なパソコンスキルを身に付けられるように先輩社員がフォローを行っています。例えば、最初の1年間はOJT(職業教育)の形式で先輩社員が指導にあたり、担当業務を一緒に行いながら社員が学べるようにしています。
ここでも学ぶ姿勢が大切です。疑問点や課題に対して教えてもらえるのを待つのではなく、自身が成長するための機会として捉え、先輩社員に積極的に質問してみてください。成長したいという熱意が伝わることで、先輩社員、上司の教え方もよりあなた自身に向けたものへとなり、さらにスキルアップできる機会になるでしょう。
株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号
〇設立(沿革)
*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。
〇事業展開
設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています。
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。
〇業務体制
若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。
〇広域かつ多種多様な管理物件
全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。
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