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このページでは、自主保全士について詳しく解説しています。自主保全士の仕事内容や、試験概要、一緒に取得すべき資格や取得後に携われる仕事についてもお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
自主保全士は取得しておくことで製造オペレーターとして、設備に自主保全するために必要な技能と知識を備えていると認定される資格です。
取得すると「自主保全に必要な4つの能力」とこれらを補完する「現場管理に関する5つの知識・技能」を保持しているとされ、業務の幅を広げることや転職や就職活動の中でもアピールにも繋がります。
自主保全として行う業務には「現場環境の整備」「設備の整備」「点検」「修理」などがあります。設備に不具合がないか点検するだけでなく、汚れがないかなど些細なことまでチェックを行い、安全に設備を運用できる状態に保ちます。
自主保全士の試験には1級と2級があります。1級には生産・製造・保全などの業務に直接従事するなどの実務経験が4年以上求められますが、2級には実務経験の有無は問われません。
受験手数料は以下の通りです。
1級 9,350円(税込)
2級 7,200円(税込)
(2021年5月現在 )
試験の形式は1級2級とも学科試験・実技試験があります。合格基準は「100点満点として、学科試験75点以上かつ実技試験75点以上であること」となっています。
参照元:公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会「検定試験の概要|自主保全士」(https://www.jishuhozenshi.jp/test/)
自主保全士の資格は免許ではなく検定試験となるため、取得しなければできない仕事があるというわけではありません。
自主保全士を取得した後に、合わせて取得を考えたい資格としては電気工事士や機械保全技能士が挙げられます。自主保全士が自主保全全般に関わる資格に対し、電気工事士や機械保全技能士はより専門的な知識と技能を備え設備保全を行えるようになります。
先述の通り、取得のためには学科試験・実技試験ともに75点以上が必要なため、難易度が高いように感じられますが、出題範囲を押さえて勉強しておくことで十分対応できる試験でもあります。
株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号
〇設立(沿革)
*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。
〇事業展開
設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています。
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。
〇業務体制
若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。
〇広域かつ多種多様な管理物件
全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。
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