公開日:
このページでは、消防設備点検資格者について解説しています。仕事内容や、試験概要、一緒に取得すべき資格や取得後に携われる仕事についてもお伝えしますので、興味のある方の参考になれば幸いです。
消防設備点検資格者は国家資格として、日本消防設備安全センターにより認定されます。施設に設置された消防用設備等及び特殊消防用設備等は、いつ、どのようなときにも正常に稼働するようにしておく必要があるため、点検や整備に携わる重要性の高い資格です。
消防設備点検資格者の資格を取得することで消防設備を「正しく設置」させ「適正な維持管理」を行うことができます。対象にはスプリンクラーや消火栓、消火器、誘導灯といった設備があります。業務範囲には消防用設備等の維持管理を行う定期点検と、その結果の消防機関への報告があります。
消防設備点検資格者は第1種・第2種・特種があり、それぞれに設定された講習と修了試験を受けることで取得できます。合格率が例年90%*を推移するほど高くなっています。しかし、講習を受けるために求められる受講資格の難易度が高く、「甲種又は乙種の消防設備士」や「第1種又は第2種電気工事士」といった関連する資格を取得している、または「消防用設備等又は特殊消防用設備等の工事又は整備について5年以上の実務の経験を有する者」といった実務経験が求められます。
参照元:JQOS.jp 日本資格取得支援「消防設備点検資格者」(https://jqos.jp/kokka/shobosetsubitenkenshikakusha#p03 )
受講料は第1種・第2種・特種ともに以下の費用が掛かります。
科目免除なし:32,384円
科目免除あり:30,384円
再考査: 3,450円
(2021年5月現在)
参照元:一般財団法人日本消防設備安全センター「第1種・第2種消防設備点検資格者講習」(https://www.fesc.or.jp/jukou/setsubi/kousyu/tebiki1.html)
消防設備点検資格者の資格取得をするためには、関連する資格や実務経験がもとめられます。
資格講習を受け、その後修了試験を受けることができれば、資格取得そのものはそれほど難易度が高いというわけではありません。しかし、講習を受けるために関連資格の取得を考える必要があります。
株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号
〇設立(沿革)
*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。
〇事業展開
設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています。
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。
〇業務体制
若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。
〇広域かつ多種多様な管理物件
全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。
>管理物件の実績を詳しく調べたい方はこちらから>>関連ページ