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「設備管理の仕事は残業が少ない」という話を聞いたことはありませんか?就職活動中や転職活動中の人にとって、残業は気になるポイントです。ここでは、設備管理という仕事における残業の量や、残業が発生するケースについて紹介します。
設備管理の仕事はシフト制で勤務を行い、毎回決まった時間内で作業を行います。業務の性質上、突発的な業務もさほど多くないことから、残業があまりないのではないかと思う方も多いのではないでしょうか?
実際、設備管理の仕事の多くは、残業が多くありません。残業があっても月平均10時間前後の企業が多いため、自分のペースで働きやすい仕事と言えるでしょう。
また、多くの場合、夜間勤務の翌日は休日になっており、現場で働く人たちの体調面にも十分配慮している企業が多いようです。
一般的に、シフト制で働く設備管理の仕事では、必要な人員を十分に配置できなかった場合に残業が発生しやすくなります。同僚が体調不良などで休んだり、急に退社したりすれば、その分の業務の穴埋めをするために残業しなければならないケースもあるでしょう。
また、老朽化が進んでいる古いビルは設置してある機器類も不具合が多く、様々なトラブルが発生する可能性が高くなります。必然的に、そのようなビルを設備管理する場合、残業が発生する割合も高くなります。
そのほか、改修工事を控えた建物やテナントの入退去が重なった施設などは、調整業務及び書類作成業務などで残業が発生する可能性があります。それらの業務は、関係する業者やテナントとの交渉や連絡が必要になるため、相手方の返事が遅かったり、交渉が難航したりすると、期日までに業務完了させるためにはどうしても残業が発生するケースがあります。
残業が少ないと言われる設備管理の仕事ですが、配属される現場によっては残業が多く発生するケースもあることを覚えておきましょう。
具体的には、ホテルや病院などの設備現場などは、業務の特性上、夜間作業が多いことから、残業が比較的多いと言われています。
複数の設備を管理する巡回業務は設備間の移動時間が必要です。そのため、想定した時間内に巡回しきれない場合などには、残業が発生するケースもあります。移動時間は交通事情などの影響を受けるため、いつも予定通り動けるとは限らないのです。
設備の規模に対して配置されている人員が少ない場合、残業が発生する可能性が高くなるでしょう。そういった現場は一人ひとりの負担も大きくなることから、心理的、体力的な労力も通常の現場よりかかることが懸念されます。
設備管理業界では、基本的には残業代が支払われます。稀なケースでは、短時間の残業には残業代を支払われなかったり、自らの過失で残業が発生した場合には残業代が支払われなかったりということもありえるので、事前に会社の評判を調べておくと良いでしょう。
もし就職したのがそういった会社だった場合には、雇用契約の内容を見直して会社と交渉するなどの措置を講じることが必要になります。
一般的に残業は少ないと言われる設備管理の仕事ですが、会社ごとに条件は異なり、また、担当する現場によっても異なります。もし実態として希望と異なる待遇が続くようであれば心身の負担も大きく、長く続けることは難しいかもしれません。
設備管理業界には多くの会社があり、業界内での転職もしやすい傾向があります。もし職場環境や待遇が、当初思い描いていたものと違った場合、転職を検討することも1つの選択肢となるでしょう。
株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号
〇設立(沿革)
*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。
〇事業展開
設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています。
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。
〇業務体制
若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。
〇広域かつ多種多様な管理物件
全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。
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