研修や講習はあるの？

設備管理者として取得を目指すべき資格である、「電験三種」「建築物環境衛生管理技術者」は、もちろん個人の努力によって取得することも可能です。しかし、ザイマックスグループでは研修や講習によって、必要な資格を取得する体制を整えています。先輩社員にもコツコツ勉強している人が多く、研修や講習を受けながら資格取得を達成しています。

続いて当社で実施している研修制度や講習の内容についてご説明していきます。

ザイマックスグループでは、取得を推奨している第二種電気工事士や建築物環境衛生管理技術者（ビル管）などの講習や模試などを実施しています。
第二種電気工事士は一般住宅や小規模店舗などにおける配線や電気設備をメンテナンスする時に必要となる資格です。講習では、電気回路について学んだり、配線や施工方法など実技試験の対策を行ったりします。
建築物環境衛生管理技術者は、施設において建築物の維持管理計画の立案・実行、建築物の検査・評価、問題点に対する改善案の作成を行います。また、3,000平方メートル（学校施設の場合は8,000平方メートル）以上の施設に、必ずこの資格保持者を配置しなければいけません。
これらの資格は、難易度の差はありますが、試験前には合宿を行い、同じ目標を持つ社員同士で資格試験の勉強できるだけでなく、未経験であっても取得できるように先輩社員からのフォローも受けられます。

資格講習の他にも、ビルメンテナンスや内装、電気、給排水工事など、実務に関わる研修を行います。設備管理業務では現場ごとに保守・点検を行う設備が異なり、対応する業務も多岐に渡るため、所属する部署ごとに必要な知識やスキルを身につけるために研修を実施しています。
設備管理においては、無資格で対応できる業務であっても一定の専門知識が必要です。未経験から入社された方が安心して業務を行えるように、実務に関わる研修を定期的に行い、成長できる機会を積極的に創出しています。

配属された部署では、現場のことを良く知る経験豊富な先輩社員が指導を行います。
先輩社員にも未経験から入社した方が多く、未経験だからこそ戸惑うことや悩みを理解し、適切な指導をしてくれると思います。初めて対応する業務であっても、先輩社員の指導を受けながら、臆することなく業務に当たっていただければと思います。

自習用の動画教材を社内で見ることができます。日々の業務の中で生まれた疑問を同僚や先輩、上司に聞くこともできますが、動画教材を見ることで自ら解決するための力を養える機会になるでしょう。もちろん、OJTの先輩社員や担当の方への質問も快く受けてくれますので、成長するための方法の1つとしてご活用ください。

ザイマックスグループではITBMセンターによるフォローも行っています。ITBMセンターとは、設備管理に必要な知識や情報をデータベース化し、専門的な知識や経験を持ったテクニカルアドバイザーが常駐して、ノウハウや知識を現場担当者と共有することを目的とした組織、仕組みのことです。
ITBMセンターに常駐するテクニカルアドバイザーから、現場の設備管理者に対して、スマートフォンなどのデバイス画面を通して遠隔サポートを行うことも可能です。日常業務のサポートだけでなく、不具合が発生したときの一時的なサポート、さらには設備不良の早期発見や早期解決などにも活用されています。
また、ナレッジサポートとして、現場の設備員が専用サイトを通して必要な情報にアクセスすることを可能にしています。物件の詳細情報や図面、現場作業のマニュアルなど、必要な情報を必要な時にアクセスし確認できる環境を整えています。

ザイマックスグループでは未経験からの入社でも充実した講習や研修、組織体制によって必要な資格を取得できる体制、先輩社員からのフォローを受けられる環境づくりに努めています。未経験から入社される方の成長に力を入れることも、結果としてグループ全体の財産になり、当社の経営理念である「働く人が元気であり続ける経営の実践」に繋がると考えています。

ザイマックスでは専用の研修センターを用意し、設備管理業務に必要な技能を学ぶための研修制度を設けています。着任前の基礎講座やフォローアップ研修、緊急対応研修など、段階に応じた講座を受ける事ができ、実技・グループワークを主軸とした研修によって、未経験者でも安心して働ける仕組みが構築されています。