公開日:
様々な業界で国際化が進んでおり、英語をはじめとした語学力が重宝される仕事が増えています。設備管理(ビルメン)の仕事でも、英語のスキルは必要とされるでしょうか?実際の業務内容と照らし合わせて説明します。
結論から言えば、設備管理の業務において、英語は必須のスキルというわけではありません。設備管理の主な業務は、建築物にある設備の点検や修繕、オーナー様やテナント様からの要望や問い合わせへの対応などあります。しかし、接客業ではないため、サービス業や営業職と比較すると英語を話す機会は少ないと言えるでしょう。
外資系企業や海外の飲食店でオーナー様やテナント様が外国の方だとしても、窓口となる担当者は日本人であることが多く、英語を使用してのコミュニケーションは多くはありません。オーナー様の意向や要望は担当者によって訳されていたり、通訳してもらえるので、スムーズに業務を進めることができます。
海外からの旅行者が増加しており、ホテルや商業施設などでは、建物内の施設やフロントの場所を質問されることがあります。稀なケースではありますが、そういった場面でも、簡単な説明ができる程度の英語力があれば、スムーズに案内することができるでしょう。また、英語が堪能でなくとも、ホテルや施設のフロントや案内所まで案内することで対応できます。
どのような場面であっても、丁寧に対応を心掛けることが大切です。
設備管理の専門用語に英語が使われ、多くは頭文字を取った略称で表記されています。例えば、「エアハン」は「エアハンドリングユニット(AHU)」の略語で「空調機」を、「DS」は「disconnect switch」の頭文字で「断路器」を表す言葉です。
設備管理の業務に就いて間もない場合、使用されるこうした表記が何を意味した言葉なのか覚える必要があります。難しいと思われるかもしれませんが、業務を通してだんだんと慣れ、覚えていくことができるので不安に思う必要はありません。ここでもある程度、英単語への理解があれば、英語表記の専門用語もイメージを掴みやすく、すぐに覚える助けになるでしょう。
ザイマックスグループ全体では数百名の外国籍社員が働いており、ホテルのフロント、清掃員など様々な仕事に従事しています。彼らは一定のレベルまで日本語を習得していますので意思の疎通に関しては問題ありませんが、英語ができることで、設備管理者としてだけでなく、ザイマックスグループの一員として働く同僚とのコミュニケーションをよりスムーズに取れる場面もあるでしょう。
ザイマックスグループでは設備管理者として、中国や韓国、ミャンマーといった外国籍の社員が十数名在籍していますが、日本語でコミュニケーションを取り、一緒に働いています。
特に英語を話せないことで、仕事内容で不利になるということはありません。語学力というよりも、色々な人と分け隔てのないコミュニケーションができる人間関係への姿勢の方が大切です。設備管理とコミュニケーションの関係については、こちらのページで説明しているので、ぜひチェックしてみてください。
株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号
〇設立(沿革)
*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。
〇事業展開
設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています。
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。
〇業務体制
若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。
〇広域かつ多種多様な管理物件
全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。
>管理物件の実績を詳しく調べたい方はこちらから>>関連ページ