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既卒や第二新卒の方で設備管理業界を目指している方は決して少なくありません。この記事では、第二新卒までの就職状況や転職状況、第二新卒が設備管理業界に入る方法、既卒や第二新卒で設備管理業界に入る場合のメリット、さらに設備管理を目指す際に取得しておくと有利になるおすすめの資格などをご紹介します。ぜひ就職や転職の際に参考にしてください。
第二新卒での設備管理業界の就職を検討している人の中には、果たして第二新卒であっても設備管理業界に入れるのかどうか不安を抱いている方もいるかもしれません
結論から言うと、設備管理業界では第二新卒者の需要は十分にあります。設備管理員として働く方の年齢は幅広く、10代から70代までの方々が数多く働いています。その中でも、これからの活躍や成長の可能性を多く秘めている第二新卒者は、特に望まれている人材だと言えるでしょう。
第二新卒とは、一般に新卒入社して勤続数年以内で転職活動をする人のことを指します。4年制の大学を卒業した人であれば、おおよそ25歳くらいまでの人が第二新卒になるでしょう。
社会人経験のない新卒者と違って、第二新卒者は一度社会に出て、社会人としての経験をしています。そのため、基本的なビジネスマナーや社会人としての素養を身につけている第二新卒者の採用に積極的な企業は数多くあります。即戦力とまではいかずとも、最低限の
スキルを持つ若い労働力は、採用する企業側によって魅力的な存在といえるでしょう。
第二新卒が設備管理業界に入るためには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、具体的な方法を2つ 紹介します。
第二新卒が設備管理業界に入る一般的な方法は、求人情報を見て直接応募したり、転職エージェントを利用したりして、中途採用の求人に応募することです。中途採用であっても、設備管理業界では未経験者の採用に積極的な企業が多いので、第二新卒で応募できる求人はたくさん見つけられるでしょう。
条件によっては、既卒や第二新卒であっても新卒採用として選考に参加できる場合もあります。新卒採用の場合は研修制度が充実していたり、会社内でキャリアアップを目指しやすかったりする会社もあるので、待遇などについてよく調べておくと良いでしょう。
既卒や第二新卒の方が設備管理業界に入るメリットは、入社後の働きやすさにあります。設備管理業界は他の業界と比較して中途採用の割合が多い傾向にあり、既卒や第二新卒者も多く働いていることから、入社後も人間関係を構築しやすい環境が整っている場合が多いのです。
また、設備管理業界は異業種から転職してくる方も多く、年齢層も幅広いという特徴があります。そのため未経験であることや年齢のことをあまり気にする必要もなく、安心して働き始めることができるでしょう。
設備管理業界では資格の存在が重要視されていることから、第二新卒者で設備管理関連の資格を取得していると、就職・業務において有利になります。
設備管理業界で活躍するために、おすすめ資格を紹介します。
建築物環境衛生管理技術者は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)に基づいて、オフィスビルや商業施設などの面積3000m2以上の特定建築物において選任義務があり、給排水設備、空調設備、清掃など、建築物の環境衛生の総合的な管理・監督などを行うことができる厚生労働省所轄の国家資格です。建築物環境衛生管理技術者は通称、ビル管理士やビル管理技術者などと呼ばれています。
電気主任技術者は、電気設備の維持、運用に関する監督を行うための資格。第一種、第二種、第三種あるうち、電圧5万ボルト未満の電気工作物の工事や維持、運用に関する保安の監督ができるのが、第三種電気主任技術者です。
第三種電気主任技術者の試験の合格率は9.1%と難易度が高いこと、資格を保有している退職者に対して新規の有資格者が少ないことなどから、人材が足りず、業界内の多くの会社で求められている資格だといわれています。
第一種エネルギー管理指定工場において、電気や燃料などのエネルギーの使用を合理化するための改善や監視などの業務を行うのがエネルギー管理士の仕事です。エネルギー管理士になるには、「熱分野」か「電機分野」どちらかを選択して受験をするか、6日の講義と1日の修了試験がセットになった研修を受講する必要があります。
取得することで、消防法で定められている第4類危険物の引火性液体(ガソリンや灯油)を取り扱えるようになります。様々な現場で求められる資格であるため、取得者に対する需要は高いと言える資格でしょう。日常生活でも馴染みのある石油類ということもあり、未経験からでも理解しやすいため、はじめに取得を目指す方も多い資格です。
冷凍機械責任者とは、一定以上の冷凍室を有する事業所を管理する上で必要な資格です。特に第三種冷凍機械責任者は、冷凍能力が100t/日未満の製造施設を管理できる資格です。
ボイラーは取り扱いを間違えれば爆発事故にもつながる危険性がある設備です。学校や病院、商業施設、オフィスビルに至る前まで様々な建物にボイラー設備は取り付けられているため、国家資格である二級ボイラー技士を持っていることは設備管理の仕事に就く上でとても有利に働きます。
国家資格の第二種電気工事士は、500kW未満の電気工作物を工事するために必要です。設備管理の仕事では、エアコンなどの電気設備の点検や整備も行うため、第二種電気工事士の資格を持っておくと取り扱える設備の幅が広がります。
ビル設備管理技能士とは国家資格であり、ビル内にある空調システムや電気システム、給排水システムや衛生管理、防犯システムなどビルの設備のメンテナンスなど一定の管理スキルを有することを認定する資格です。先述した建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士やビル管理技術者)とは異なる資格となります。
株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号
〇設立(沿革)
*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。
〇事業展開
設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています。
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。
〇業務体制
若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。
〇広域かつ多種多様な管理物件
全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。
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