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多くの設備管理の現場において、銀行の設備管理の仕事ならではの特徴があります。今回の記事では、銀行の設備管理の仕事内容や特徴、必要な資格、給料、実際に働いたことのある人からの体験談などをお伝えします。
銀行の設備管理ならではの特徴としては、次のようなものがあります。
各種設備(電気、空調、給排水、消防、冷凍機、ボイラー、中央監視装置など)の運転管理および保守点検業務、清掃業務などの通常業務の他、金融機関特有の入退室管理などのセキュリティー管理業務があります。同時に、口座や融資の残高管理などを司る勘定系システムなど、絶対に不具合を起こしてはならないシステムが正常に稼働するように電気設備、空調設備などの監視は、特に重要となります。
何らかのトラブルが発生した際は、迅速な対応が求められます。銀行業務の特性上、設備等のトラブルによって業務が滞るような事態が起これば、最悪の場合、監督官庁から指導や処分が下されることになります。関係各所や必要な業者に連絡し、適切に対処する冷静さが求められます。
通常銀行の設備管理業務は24時間体制で行う場合が多いので、シフト制をとっています。日勤や夜勤があり、夜勤の場合は別途手当がつくケースが多いようです。夜勤の場合は仮眠休息の時間もあることから、安心して業務に向かうことができます。
銀行の設備管理の仕事をするうえで必須となる資格は特にありません。未経験者や資格を持っていない人でも応募可能な求人は多数ありますが、有資格者や実務経験者は比較的採用されやすく、特に歓迎されるのが以下の資格です。
それぞれの資格ごとに別途手当が用意されているケースが多いようです。現在資格を持っていない方も。働きながら資格取得を目指すと良いでしょう。
資格取得を目指すのであれば、転職する際に有利になる難易度の高い資格がおすすめです。資格によっては実務経験を求められるものもあるため、事前に資格の詳細について確認しておくことをお勧めします。
正社員の月給は18〜35万円とやや幅がありました。ただし、求人によっては賞与の待遇が良いところや手当が手厚いところもあるので勤める会社や保有する資格によって給料は変わってくるでしょう。会社によって資格手当の金額も変わってくるので、求人を探す際は細かい規定までしっかりと確認することをおすすめします。
ここでは、銀行の設備管理の仕事に向いている人について具体的に紹介します。
銀行の設備管理の仕事は正確さや迅速さが求められるほか、機械や設備の点検作業など経験が生かせる業務です。エネルギー管理士や電気主任技術者などの資格を持ち、SDGsに関する知識や経験があれば、職場でも価値ある人材として重宝されるでしょう。
銀行をはじめ金融機関のビルは、基本的には24時間稼働しています。従って、設備管理の仕事も24時間のシフト制をとっています。但し、規則正しいシフト制なので計画的にまとまった時間を確保することが可能です。働きながら資格取得を目指す方にはぴったりと言えるでしょう。現場経験を積みながら設備管理に必要な知識や経験を得ることで、より実践的なスキルも身につけることが可能です。資格があれば明確なアドバンテージにもつながるため、より良い条件で転職したい人にも向いています。
チームワークもよく、働きやすい環境です。他業種の経験も生かせるので、初心者でも安心して働くことができます。
株式会社ザイマックス
東京都港区虎ノ門2丁目10番1号
〇設立(沿革)
*会社の経営陣が、外部機関等からの金融支援を受けるなどにより、自ら自社の株式や一事業部門を買収し、会社から独立する手法。
〇事業展開
設備管理を含む不動産マネジメントを基盤事業に据え、現在全国で約1000棟 の管理実績を持ち、近年も事業規模を拡大し成長し続けています。
マネジメントの対象となる不動産は、オフィスビル、商業施設、ホテル、物流施設など多岐にわたっています。
また、「不動産」と「金融」の融合を掲げて、不動産以外の分野のノウハウや経験を取り入れることで、投資家や企業に対して質の高い不動産戦略を提供しております。
このように、現場から経営代行・資産運用までの不動産経営の様々な要件を一元管理し、総合的な不動産サービスをワンストップで提供できる企業グループです。
〇業務体制
若手からベテランまで年齢不問で採用。また未経験でも業務にキャッチアップするため技能研修センターを設けるなど充実した教育体制を配備。加えて、本社から各現場へサポートも整備しており、長く働いてもらうために労働環境の整備にも力を入れています。
資格取得も奨励しており設備管理のスペシャリストが多数在籍。経験者と未経験者が一緒に仕事に取り組むことで、ベテランから若手に業務ノウハウを引き継ぎ、将来に向けた戦略的な経営を行っています。
〇広域かつ多種多様な管理物件
全国の様々な物件の設備管理を受託しており、各エリアに一定数の受託物件があるため、居住地などを考慮した配属も実現できます。また社員が様々な物件の設備管理に携われることで仕事の幅も広がり、さまざまな知識や技術、経験を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。
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